[理事長からのキラキラ物語・・ ] キラキラ島へ
2017 / 03 / 15 ( Wed )
10年ひと昔。その又もっと、もっと昔・・ 

大海に溺れ、苦しくて苦しくて何とか板切れにしがみ付きながら全力で遠くに見えるキラキラ島へ何としても、そこまで辿りつこうと泳ぎ続けていた。
良く見ると周囲にも同じ様に苦しみながら泳ぐ人が何人もいる。

何度も溺れそうになりつつも「助けて下さい」という言葉に続き「一緒にキラキラ島へ行きたい」という人達が、お互いにしがみ付いている板切れを命がけで合わせてイカダにする。

イカダに乗って一安心。と思うも束の間。
度々大きな波に飲み込まれそうになったり、大嵐に合いつつもイカダに必死で泳ぎ着く人達が増える。
それぞれが、「オールを漕ぐ名人」と言ったり、「魚釣りの名人」と言ったり、干物づくりの名人、船の修理名人等も乗り込み、少しづつ船は大きくなり、当初見つけたキラキラ島に向かい、キラキラ島の話をしている事で心の力が膨らみ皆が力を合わせ懸命に進む。

一緒にキラキラ島を目指す事で苦しむ人達が「少しでも救われるのなら」という気持ちで船は大きくなり、
船が大きくなれば安定してキラキラ島へも行き易くなり、多くの人が幸せになれるのでは無いかと思いつつ、いつの間にか、200名以上が様々な得意を活かしながら進む大型船となっている。

その重圧に「船頭を誰かに」と頼んでも「キラキラ島にシッカリと向かい、キラキラ島の話をワクワク話す人が船頭をすべき」と度々船員達から叱咤激励を受けるが、
陳腐化した10年以上も昔の技術や志を推し進め、船を進める気は全く無い。そもそも船頭になりたかった訳では無い。

船頭として心のぶれが大きくなりキラキラ島への進路に悩む事が有っても、船員達は、チームごとにオールの漕ぎ方、魚の取り方を話し合いながら意識を合わせてチームの中での役割ごとに力を発揮して進み続ける。

その内、大きな船に乗る事を目的に近寄って来る人達に目的地の意識合わせも無く「漕ぎ係や魚取り係として船に乗って貰えれば良い」という話が聞こえる。
それぞれのチームから、「遠くに見えるキラキラ島へ行かなくても船の近くにいるイワシの大群をとりながらまったりしたい」という声も聞こえてくる。
その中には遠洋のマグロ漁が良いという声も聞こえる。

「この船が大好きなんです」と言いつつ、それはキラキラ島へ向かう船では無く、大型船になって色んな船員と何処でどんな漁をするかの話をしているのが楽しくて大好きと言っている様だ。
漕ぐ手を止めで、近くのイワシを取ろうと船から身を乗り出す人も出て船は失速し、横揺れが起る。
皆が進む方向を合わせ、油断する事無く船をこぎ続けてこそ、その推進力で安定して前進して来た様に思う。

この船はもはやピタゴラスイッチが大好きで、事の展開が見え易いニュートン力学でキラキラ島に進もうという船頭では無く、
ITとかAIとか、何がどんな風に作用しているのか分かり難い新たな力で動く技術を搭載して動き出して来た様だ。
有る意味、船員の皆が、新たな手法によって自立して来ているという事なのかも知れない。

近年、複雑で見え難くなった操作技術に翻弄され目指すキラキラ島も見え難くなり、何より船員たちは何処へ進もうとしているのか見えない。
そろそろ船頭としてでは無く、純粋にキラキラ島へ進む為の想像力を全開に伸びやかにキラキラ島へ行く事に焦点を当てる時間を増やせるかなぁ。


23 : 20 : 59 | □旧)理事長のキラキラ物語 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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